【漢 方 再 発 見】

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「扶正・去邪」免疫 の知恵で身を守りましょう。
2013/11/17

 「木枯らし一番」が吹き荒れ、一足飛びに冬が来た様な寒さの今日このごろです。
予報でも「今年の冬は厳しい寒さになるでしょう。」との事です。
免疫力を調えて、インフルエンザの猛威から身を守りましょう。

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中医学講師 仝 選甫(とん せんほ)先生からのアドバイスをご紹介します。


中医学では、人体の抗病能力を正気(免疫力)と呼んで
います。この正気のバランスを乱し、病気を引き起こす
原因となるものを邪気(ウイルスなど)と言います。病気
の発生は、正気の弱みに乗じて邪気が侵入するものと
考えます。病気にならないために正気(免疫力)を強める
「扶正」と同時に、邪気を取り除くこと「去邪」も大切です。

日本においては、季節性インフルエンザは冬に流行しま
す。通常、11月下旬から12月上旬頃に発生、12月下旬に
小ピークとなります。学校が冬休みの間は小康状態となり、
翌年の1〜3月頃にその数が増加しピークを迎え、4〜5月
には流行は収まるパターンと言われています。

インフルエンザはインフルエンザウイルス(邪気)による
急性感染症の一種で流行性感冒とも言います。39度ぐらい
の高熱、筋肉痛など風邪の様な症状を発症し、急性脳症
や二次感染により死亡することもあるので、素早く邪気を
取り除くという「去邪」の知恵がもっとも重要です。
中国では、「板藍根」や「金銀花」などの生薬がよく使われます。

一方、花粉症は春先の代表的なアレルギー疾患のひとつ
で、目や鼻のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を
発症し、喘息がひどくなり咳が止まらなくなることもあります。
主な原因は、粘膜における免疫の異常反応で、花粉などが
粘膜につくと肥満細胞がヒスタミンを遊離し、花粉症を引き
起こします。

強い風の吹く「春」には「風」邪(ふうじゃ)に気をつけなければ
なりません。花粉症は風邪が花粉を運んで身体に入り込む
ことが原因と考えられています。風邪の侵入を防ぐ役割を果
たしているのが、正気のひとつである「衛気(えき)」です。

衛気は体表をめぐり、体表の温度調節につとめ、汗腺の調節
に関わります。皮膚や筋肉を充実させる働きもあります。
「衛気」を強くすれば、花粉症やインフルエンザも怖くはありま
せん。つまり、衛気は身体の表面(鼻やのどの粘膜、皮膚など)
にバリアのように存在し、邪気の侵入を阻止しているのです。

「肺」と「脾胃」は、呼吸や栄養の吸収を通じて「気」を生み出す
大切な臓器です。そのため、これらの臓器が弱くなると体内の
「衞気」も不足しがちになり、感染症や花粉症などにかかりや
すくなってしまいます。

中国では古くから、かぜを引きやすい、胃腸が弱い、虚弱体質
で疲れやすい人に、肺や脾胃を健やかに保つ扶正の薬「玉屏
風散」(衛益顆粒)があります。

インフルエンザや春先の花粉症に負けないために、毎年12月
から翌年の3月までは、扶正である「衛益顆粒」と去邪である
「板藍根」「金銀花」を上手に取り入れ、バランスよく「扶正&去邪」
しましょう。

夏の中医スキンケアの相談カウンセリング
2013/07/10

中医学講師 楊 暁波 先生から 夏のスキンケアについての情報を
頂きましたので、ご紹介します。


肌を老化させる主な原因の一つは炎症です。

「温熱病」になりやすいこの季節の肌は紫外線や、化学物質、
ホコリ、雑菌、ウイルス、微生物、花粉などの外邪の刺激を
受けやすくなり、肌荒れや、日光性皮膚炎、蕁麻疹、ニキビ、
脂漏性皮膚炎、アトピーの悪化、風疹、水虫、といった肌
の炎症を引き起こしやすくなります。
病院でも皮膚トラブルや皮膚病の患者さんが増えて
きます。

薬局店頭での皮膚トラブルのご相談の際は、先ず、
皮膚症状をチェックしてみます。

赤み、熱感、腫れっぽい、ジュクジュク、化膿、痒み、
ひりひりする痛み、痛痒い、掻き傷が見える、かさかさ
して痒い・・・
などの症状が現れることが多いようです。

慢性皮膚病の場合でも急性発症期の症状があれば、
急性発症期として対応すればよいでしょう。


◆中医学では「温熱病」と捉え、その時、具体的に
「熱毒・血熱・湿熱」と弁証します。「熱毒・血熱・湿熱」に
よる炎症に対して、「清熱・解毒・涼血・利湿」という治則
を取り、『清営顆粒』『瀉火利湿顆粒』『五味消毒飲加減
方』でデトックスさせ、炎症を抑えます。

◆あるいは、赤み、痒み、掻き傷、掻くと血がでる、温まっ
た時に又は夜に酷くなる、肌がかさかさなどの場合は
『清営顆粒』『五味消毒飲加減方』をよく使用します。

◆あるいは、赤み、痒みがあり、掻くとジュクジュク汁が
出る、腫れっぽい場合は『清営顆粒』『瀉火利湿顆粒』を
用いて対応してみてもよいでしょう。


内服と同時に直接皮膚を治療することは、最も重要、
且つ有効な手段です。

中国では『スベリヒユ』や『五味消毒飲加減方』などの
煎じ薬の薬液を用いて局部や全身を洗い、湿布します。
湿布の後、肌を保護するために中医処方のローション
やクリームを塗ります。傷などでしみたり痛みがある場合
には『タイツコウ軟膏』などを選びます。
 
『瑞花露』シリーズ、『セ・サージ』などにはセラミド、
ヒアルロン酸、トコフェロール、海藻、ビタミン、グリチル
リチン酸などの他、美肌の基礎物質である「気・血・津液」を補う
“補の作用=滋潤”代表生薬の薬用人参、当帰、地黄、
薏苡仁や、
消炎、毛穴ケア、炎症性色素沈着ケア“通の作用=肌の
デトックス”効果のある紫根、オトギリソウ、クララなどが
配合されています。

生活養生面では、刺激のある香辛料や、アレルギーを
引き起こしやすいカニ、エビ、牛乳、乳製品などの他、
エネルギーを増大させる牛肉、揚げ物、脂っこいもの、
甘いお菓子、コーヒーなどの摂り過ぎも、炎症を悪化さ
せる原因になりますので、お客様への説明が必要になります。

その他、睡眠リズム、睡眠時間、心のケアなどの養生も
大事です。

中医美容や中医学皮膚病の対策では、
「内服」、「弁証外用&弁証スキンケア」、「生活養生」
といった「三本柱」は欠かせないものです。
 
皮膚病の段階に分けて、内服、外用&スキンケアなどの
対応の違いや相談の方針などを良く話し、お客様に理解
していただける「肌相談カウンセリング」を取り入て、一緒
に頑張りましょう。 

(中医学講師 楊 暁波)

夏の中医スキンケアについて
2013/07/08

中医学講師 楊 暁波 先生から 夏のスキンケアについての情報を
頂きましたので、ご紹介します。

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   湿度の高い季節、カンジダや皮膚病の
     悪化には中医スキンケアを

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梅雨から夏にかけては、湿度が高くカビが生じやすく
なります。
中国語では「発霉 」(ファーメイ)」と言い、その季節を
「霉雨(メイユー)」と呼びます。梅が成熟の時期でもあり、
「梅雨(メイユー)」とも言われています。

この時期、アトピー性皮膚炎などの皮膚病は悪化し
やすく、特に汗をかくと炎症が酷く、痒みも強くなります。

皮膚病悪化を誘発する原因の一つはカビであると、
今年4月末に開催された中国の皮膚科学会でも多くの
発表がありました。

6月6日付の毎日新聞では、
『人間の汗に含まれる物質を分析したところ、痒みを
引き起こす物質「ヒスタミン」が放出される際、カビの
一種の「マラセチアグロボーザ」が作りだすたんぱく質が
炎症に関わっていたことがわかった。

このカビは健康な人間の皮膚にも存在し、作りだされた
たんぱく質は、ごく微量でもアレルギー反応を引き起こす。』

と、広島大学大学院の研究グループ(秀道広教授ら)による
成果が発表されました。


弊社の中医皮膚病専門講座では、長年に亘る中国
皮膚科臨床経験を踏まえ、カビから美肌・皮膚を守り、
カビの影響による皮膚病の悪化を予防するために、
カビに対応する植物エキスを配合し中医学の力を活用
した『瑞花露ボディケア入浴液』『瑞花露スキンケア
スプレー』を開発しています。


【ポイント1】
毎日お風呂に瑞花露入浴液をキャップ1〜2杯(15〜30ml)
入れて、10〜15分入浴して、美肌を守りましょう。

【ポイント2】
『瑞花露ソープ』で顔や全身を洗い、『瑞花露ボディケア
入浴液』を用いて入浴し、その後、『瑞花露保湿ローション』
で保護するようおすすめしましょう。
痒みがある部位は掻かないようにして、『瑞花露スキンケア
スプレー』を塗布します。

【ポイント3】
デリケートな部位や脇の下に汗、臭い、痒みが気なる場合は、
『瑞花露ボディケア入浴液』を用いた入浴の他、日中の予防
として『瑞花露スキンケアスプレー』を携帯し、ご使用ください。

【ポイント4】
足のかかとの白い亀裂、カサカサや足の水虫、足や手の
小水疱、痒みがある場合、ぬるま湯をはった洗面器に
『瑞花露ボディケア入浴液』を入れて、できた液体に手と
足を入れ5〜10分間浸しましょう。
かゆみや小水疱など水虫の症状には『イスクラ華陀膏』を
塗布します。

風疹が流行っています。
2013/05/24

予防こそ中医学の知恵を拝借!


昨年から風疹が流行していますが、今年に入り、感染者が
急速な勢いで増えています。

そして、予防ワクチンも今や不足しているとの事で事態は深刻
です。

感染者の大多数は予防接種を受けていなかった20〜30代の
男性が中心ですが、40〜50代の男性や、予防接種を受けた
女性にも感染が広がっています。

風疹は、風疹ウイルスにより感染する疾患で、子どもの頃に
感染した場合には、「三日はしか」と呼ばれ症状が軽く、
2〜3日で発疹が消え治癒し、終生免疫が得られるものと
みなされています。

しかし、妊娠中に感染した場合には、生まれてくる子どもに
深刻な先天性風疹症候群の障害が出ることがあり問題なのです。

ですから、子作り世代は摂取を検討では無く、即ワクチンを!

(風疹ワクチンの予備知識)
・妊娠する前に、夫婦共に予防接種を!
・ワクチンが効果を発揮するのは、接種数週間後。
妊娠してから摂取では遅い。
・妊娠中の母体へのワクチン摂取はだめ!

人込みや交通機関の中、職場や学校などで感染する可能性
があります。これは妊婦だけが予防すればよい問題ではないので、
まずは感染が広がらないようにしたいものです。
もちろん、予防接種を受けることが一番の対策です。
とは言え、ワクチンが足りない!

人間には、気といわれる生まれながらに身についた自然治癒力
があります。特に、体表から邪気が体内に侵入するのを防ぎ、
発病しないように働く気を「衛気(えき)」と称します。

中医学では、風疹ウイルスは体外から侵入する外邪ととらえ、
皮膚や粘膜の免疫力である「衛気」を高めていくことで予防します。
「正気在内、邪不可干」(正気があれば、外邪は体内に入らない)
という教えを実践するために、衛気を増強でき、補気作用のある
生薬の黄耆が多用されます。

『衛益顆粒』には黄耆が使用されており、体表をガードするのに
役立っています。特に、日頃から汗をかきやすい方や風邪を
ひきやすい方は、衛気を補強するよう心掛けてください。

また、中国では抗ウイルス作用のある『板藍根』がいつでも
愛用されています。外邪を取り除く作用のある『五味消毒飲
加減方』なども役に立つでしょう。

日頃から、心身のバランスを整える食生活を心掛け、体調の
悪い時には人込みへの外出などはできるだけ避けるなどして、
感染を回避することも必要です。

衛気を補い、外邪に対抗する力を高め、家族全員で感染を
遠ざけましょう。


下の植物は、衛益顆粒の構成生薬の一つ、オウギ(黄耆) です。

水虫の薬 華陀膏
2013/05/14

中国からやってきた水虫の薬 華陀膏(かだこう)

本品は中国で製造された水虫の薬です。 じゅくじゅく水虫でも、
カサカサ水虫でも、どちらにも使え、ヒフを保護します。

華陀膏の特徴
「華陀膏」は安息香酸'(あんそくこうさん)・サリチル酸などを配合
した軟膏剤で、水虫・いんきん たむし、ぜにたむしの改善を目的としております。


効果
みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし


成分・分量
サリチル酸・・・・・・・・・4.8g
安息香酸・・・・・・・・・・・・・・9.7g
dl-カンフル・・・・・・・・・・・2.4g
※添加物として黄色ワセリン(基剤)、パラフィン(基剤)及び蝋梅油(香料)を含有します。


用法・用量
適量をとり、1日1〜3回患部に塗布又は塗擦して下さい。

効果的な塗り方
患部の外側から中心部に 向けて、円を描くように 塗りましょう。



華陀と言えば。。。
【中国の名医 華佗】
後漢時代の末年(約1700年前)に、すぐれた医学者「華佗」がおりました。

華佗は、内科、外科、婦人科、小児科、鍼灸科などの分野に精通していましたが、なかでも外科にはとくに
すぐれた腕をもち、後生、外科の開祖としてあがめられました。
華佗は全身麻酔の方法を発明したと伝えられています。

※華陀膏と華佗とは直接的な関係はありませんが。。。


中国こぼれ話
中国では、水虫のことを俗に「脚気」(ジョウチ)と言います。
日本ではビタミンB1不足からくる足の「むくみ、痛み」の事を「脚気」(かっけ)と言いますので全く意味が
違ってきます。

また、広東省や香港などの南部地方では、水虫にかかった足が「たにし」の腐った臭いがする事から「臭田螺」(ツオテンロウ)
と言ったり、または、「香港脚」(シャンガンジョウ)と呼んでいます。

この南部地方は日本と同じように高温多湿なので、水虫が非常に
かかりやすい環境といえます。
「水虫」は命にかかわる病気ではないものの、とてもやっかいで
治りにくく、 また精神的にもつらい病気です。

かかったら早めの手当てと、家族や他人にうつさないことが大切です。

華陀膏をお勧めします。
2013/05/14



中医学講師 楊 達 先生から、水虫薬「華陀膏」についての情報を頂きましたので、ご紹介致します。

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 (1) カビの治療により他の皮膚病も緩和される

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5月になり、湿気が徐々に増え、カビの繁殖も盛んに
なっていきます。カビは水虫、体の白癬などの病気を
引き起こすだけでなく、実は多くの皮膚疾患に関わって
いることをご存じでしょうか。

今年4月末に開催された「中国中西医結合皮膚性病
学術大会」における真菌研究者の発表によると、様々
な研究の結果として、多くの慢性皮膚病、たとえば
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、脂漏性皮膚炎などの
難治と再発しやすいメカニズムには、皮膚に常在する
カビと密接な関連性があるようです。

肌のバリア機能が低下している環境では、カビなどの
感染により肌に免疫反応が発生し、原発の皮膚症状を
悪化または再燃させる可能性が高いと思われています。

臨床上、原発皮膚病の治療にカビをコントロールする
薬をいれて治療した場合は、症状のコントロールもし
やすくなる報告が多いようです。

よって、温暖湿潤な気候の日本は、カビの好発地域と
考えて、これからの皮膚病対応には、カビ治療薬と医薬
部外品、化粧品などの活用も積極的に考慮すべきと
思います。

例えば、乾癬、アトピー性皮膚炎の慢性苔癬化段階に、
瑞花露のスプレー、入浴液で洗って、『華陀膏』を塗布、
または『華陀膏』と保湿剤を合わせれば、症状のコント
ロールに役に立つだろうと考えられます。

(中医学講師 楊 達)

冠元顆粒の誕生
2013/05/09

冠元顆粒は、中国で作られた「冠心U号方」という漢方処方を
のみやすい顆粒状に改良して作られました。

冠心二号方の誕生は、1966年より始まった
「文化大革命」が 大きくかかわっています。

当時、周恩来総理は、全国の医療機関に向けて、
冠心病(心臓病)
を克服するよう緊急対策を呼び掛けました。

当時、毛沢東主席がひどい心臓病と気管支炎を患っていたことも、
大きな動機だったと言われているそうです。
   

それに応えてまず、北京地区では西苑医院をはじめ、
北京同仁病院、
埠外医院などが加わって、プロジェクトチームが編成されました。

西洋医学的薬理実験で際立った治療効果を示したのが
「冠心二号方」でした。

こうした研究の経過は「丹心譜」という劇になり、中国各地で
上演されたそうです。

冠心二号方の開発に当たっては、周恩来総理の一貫した支持が
あったと伝えられています。

漢方薬の開発の中心となった主人公が
四人組の迫害に耐えながら
周恩来総理への忠義心(丹心)を貫き、
冠心二号方の研究を
完成させるというのが、この劇の内容です。


下の植物は、冠元顆粒の構成生薬の タンジン(丹参) と、コウカ
(紅花) です。
この他、センキュウとシャクヤクとモッコウ とコウブシ の計六つの生薬で構成されています。


鳥インフルエンザA(H7N9)について
2013/05/03

 
WHO(世界保健機構)が、中国においての鳥インフル
エンザA(H7N9)の感染を4月1日に発表して以降、連日
その動向が報道されています。




以下、中国での鳥インフルエンザ関連の報道をいくつか
ご紹介します。




*「南京日報」(4月4日):


「江蘇省人感染H7N9鳥インフルエンザ流行中医薬予防
技術方案2013年第1版」で、


(1)玉屏風散(衛益顆粒の処方)、板藍根、
(2)金銀花、菊花、甘草を合せたお茶、
(3) 金銀花、連翹、柴胡、黄芩、防風、桔梗、煎白朮、牛蒡子、
黄芪、板藍根、甘草を合せた処方が
保菌者へ接触した人、家禽業者などへの予防として推奨
されています。




*「中国中医薬報」(4月12日):


浙江省の有名な徐志瑛老中医に取材しています。
徐老中医によると、原則は、肺の気を強めて、寒湿を取り
除くこととしています。理由は、流行地域である長江デルタ
地区は、今春、雨量が大変多く、病原菌繁殖に適した環境
となっていたから。


肺が弱っていると病原菌が侵入し易くなるので、まずは、
肺を守る力を高めることが何より大切とし、
免疫力を高めるものとして、黄耆、白朮、防風等が、
抗ウイルス作用があるものとして、金銀花、板藍根を
紹介しています。


板藍根については、涼性なので、脾胃虚寒の人へ使用する
場合には気をつけたほうが良いとしています。


中国中医薬報(4月12日)
http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/page/1/2013-04-12/1/96801365735796621.pdf





*「中国青年網」(4月11日):


蘇州の動物園では、鳥インフルエンザの発見以降、園内の
鳥に板藍根を与えています。飲み水に少量の板藍根と
抗ウイルス薬を加えているとのこと。
4/11時点では、園内の鳥に異常は見られないとのこと。


また、浙江省の家禽業者はふと考えが浮かび、飼育している
1800羽のニワトリに板藍根を与えたとのこと。


          (イスクラ アイネットより) 

下の植物は、衛益顆粒の構成生薬の一つ、オウギ(黄耆) です。

製品のご紹介 イスクラ双料杞菊顆粒S
2013/04/30

イスクラ双料杞菊顆粒S(いすくらそうりょうこぎくかりゅうえす)[第2類医薬品]


特徴
「 イスクラ双料杞菊顆粒Sは、六味丸にキクカ、クコシを加えた処方でこれら8種類の生薬から抽 出したエキスを顆粒としたものです。体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又 は多尿で、ときに手足のほてりや口渇がある方のかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下の改善を目的としております。
効能・効果
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇 があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下

医薬品
こちらの商品は健康相談をされた方に対してお一人お一人その方の体質・症状に合わせてご紹介している商品のため、ネット上での通信販売は致しておりませんのでご了承下さいませ。

製品のご紹介 イスクラ参馬補腎丸
2013/04/30

イスクラ参馬補腎丸(いすくらじんばほじんがん) [第2類医薬品]



特徴
「イスクラ参馬補腎丸」は、13種類の動物性・植物性生薬を配合し丸剤としたもので、虚弱体質、肉体疲労、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症の場合の滋養強壮を目的としております。

効能・効果
次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症

医薬品
こちらの商品は健康相談をされた方に対してお一人お一人その方の体質・症状に合わせてご紹介している商品のため、ネット上での通信販売は致しておりませんのでご了承下さいませ。


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